【タワーマンションリフォームならきがえる】工事の特徴とは?
タワーマンションに住み始めてから何年経ちましたか?
10年以上経っていた。なんて方も多いのではないでしょうか。
10年経つとライフスタイルに何かしらの変化はあるもの。
「使っていない部屋がある」「キッチンに収納が足りない」「とれない汚れや傷が目立つ」など気になることが1つや2つ。10〜15年以上住んでいる家はちょうどリフォームでメンテナンスが必要なタイミング。突然の故障が起こりやすいのもこの時期です。
今回はタワーマンションのリフォームに注目し、あまり知られていないタワマンリフォームについて知っておいてほしいポイントをご紹介します。
一般的なマンションリフォームと同じ、ではないのです。
タワーマンションは築年数が30年以下など比較的、築浅物件が多く見られます。近隣でもリフォームをする方が少なくタワマンリフォームに注目した情報はまだまだ少ないのが現状です。
この機会にぜひ、タワマンリフォーム情報をお役立てくださいね。
INDEX
タワマンリフォームならではのメリットとは?
タワマンリフォームでは一般的なマンションリフォームではなかなかお目にかかれないメリットがありますよ。しかもリフォームで有利になるポイントばかり!要チェックです。
フレキシブルな間取り変更で理想のキッチンを実現しやすい
多くのタワーマンションでは床下地の構造に「二重床」を採用しています。
マンション住まいでフローリングの踏み心地が固い(直貼りフローリングのようなクッション性が無い)場合は、二重床の可能性があります。
▲こちらが二重床の仕組みです。
「二重床」とはコンクリート床の上に支持脚を使ってその上に床をもう一層作る方法です。
支持脚を使うことでコンクリートの床と木製の床の間に空間ができるのが特徴です。
二重床によって遮音性が向上するので、マンションリフォームではこの方法が多く採用されています。
ちなみに、二重床では床下地で遮音性能を高められるのでマンションで無垢フローリングも取り入れられますよ。
この床下にできた空間こそがリフォームの間取り変更でポイントになります。
というのもこの床下の空間を配管や配線スペースとして使用できるため、リフォーム時にキッチンの移設がしやすいと考えられています。
リフォームでキッチンの向きを変えたいというご希望は多いので、この特徴は嬉しいですね。
一般的なマンションでは二重床ではない(床下の空間がない)ために、キッチンを移設したスペースだけ配管を隠すために床が一段上がってしまうことはよくあります。
その点、タワマンリフォームではフラットな床を維持しながら水まわり設備の移設がしやすいといえます。
二重床を採用しているマンションもありますがタワマンリフォームの場合は経験上、特に床下の空間に余裕をもたせている物件が多く見られます。これはリフォームにおいて強みになりますよ。
この特徴を活かして憧れのキッチンレイアウトを実現してみてはいかがでしょうか?
お風呂が大きくなる!?水まわり設備のサイズアップがしやすい
リフォームで多い要望といえば「お風呂を大きくしたい」ということ。
タワーマンションの場合、水まわり設備の周囲は比較的ゆとりを持ったスペースとなっていることが多く見られます。
ユニットバスの1サイズ程度ならサイズアップできることもありますよ。
同じ位置での浴室リフォームなのにサイズアップできるのは嬉しいですよね。
一方で一般的なマンションの多くではユニットバス周りのスペースに余裕がなく、リフォームでは浴室のサイズアップの実現が難しいのが現状です。
スペースいっぱいにユニットバスが納まっているので浴室リフォームの多くでは同サイズでの入れ替えが一般的です。
ユニットバスのサイズを今よりも大きくしたい場合は、周囲の間取りを含めて変更するなど大掛かりな工事となることも。
また、水まわりメーカーごとでは寸法が微妙に異なりますので同じサイズでも設置可否については確認が必要です。
その点でタワマンリフォームでは選択肢の幅が広いと言えるでしょう。
浴室リフォームをされる場合にはサイズアップが可能かどうかも念のため確認してみると良いですよ。
部分リフォームでも新しい建材が空間に馴染みやすい
タワーマンションは比較的築年数が浅い物件が多く、新築時に当時の最新とされる建材(ドアや床材など)が使われていることが多く見られます。
今見てもデザインに古さを感じにくくありませんか?
そのため数十年後にリフォームを行う際、部分的なリフォームでも既存の建材と新しく取り入れた建材を組み合わせたコーディネートでもバランスが取りやすいといわれています。
一般的に部分リフォームでは新しく取り入れた部分と既存部分との間でデザインや劣化の具合が目立ってしまいなんだかチグハグな雰囲気になってしまうことが多いのですが、タワマンリフォームではこの違いが目立ちにくいですよ。
築年数が浅いゆえに類似の建材商品も見つかりやすく、コーディネートが容易なのは助かりますね。
部分リフォームでよくあることですが、破損により一部分だけ補修が必要な時にも代替品が見つかりやすいのは非常にメリットです。
リフォームでの初期費用を抑えやすい
タワーマンションでは新築時に床暖房やIHヒーター、タンクレストイレにディスポーザーといった最新設備機器が既に設置されていることが多く見られます。
こういった設備は設置に関する初期費用がかかりやすく、リフォームで新規導入をする場合ではその工事費は高額になる傾向にあります。
また、一部のマンションではIHヒーターやディスポーザーは電気利用制限や管理規約の関係上、そもそも設置できないこともあります。
その点、タワマンリフォームでは既に設置されている設備の入れ替え工事なので工事費としては抑えやすく、工事内容も最小限で済みます。
特に近年人気のタンクレストイレを設置する場合、独立した手洗い器を合わせて設置するケースがありますが、新規で手洗い器を設置する工事は大掛かりで工事費も高額になる傾向にあります。
(補足:メーカー商品によってはトイレとセットになったリフォーム用手洗器もあります)
一方、タワマンリフォームでは既にタンクレストイレと独立した手洗器が設置されていることが見られます。
こうした設備機器の設置条件の良さもタワマンリフォームにおいて強みとなります。のちのリフォーム工事費を抑えられますよ。
メンテナンスコストを抑えやすい
タワーマンションでは比較的築年数が浅い物件が多く、外観や設備、内装はもちろん外からは見えない部分の構造や配管、配線もまだまだ新しい傾向にあります。
そのため新築時から数十年のリフォーム工事では水まわりの配管入れ替えといった見えない部分のリフォームまでは必要がないことが多く見られます。
一方で築35年を超えるマンションでは築年数の関係上、こうした見えない部分のメンテナンスリフォームが必要となる時期にあたるので、その分メンテナンス費用も発生します。
多くのタワーマンションではその必要がない状況が多く見られ、その分の費用を他の部分に充てることができるのは助かりますね。
ご注意ですがタワーマンションの中でも築30年を超える物件の場合には特に、リフォーム時に見えない部分のメンテナンスをしておいたほうが良い場合もあります。
リフォームは普段では見えない箇所を確認できる貴重な機会なので、解体時には念のためメンテナンスの必要性も合わせてご確認することをおすすめします。体と同じく家のメンテナンスも早めが大切ですね。
タワマンリフォームの注意点とは?
一般的なマンションにはない特徴があるタワーマンションについて。ご紹介したメリットもあれば、もちろん気をつけて欲しい特徴もあります。
知っておくと今後のタワマンリフォームがスムーズに進むので要チェックですよ。
タワマンリフォームで起こりやすいトラブルとは?
スプリンクラーや天井カセット型エアコン、ディスポーザーなど特殊な設備にはご注意
タワーマンションでは11階以上の住居にはスプリンクラーの設置が義務付けられています。
▲こちらがスプリンクラーの設置例です
消火活動を効率的に行う為に適切な設置位置に取り付けられているので、リフォームで間取り変更を行う際はスプリンクラーの位置変更や増設が必要になることがあります。
その際の「スプリンクラー移設や増設工事が高額」になることが多くみられます。
費用が予想以上に必要なこともあるので「スプリンクラーを動かさない間取り」を検討することも珍しくありません。
また、タワーマンションでは天井カセット型エアコンが採用されていることが多く見られます。
▲こちらが天井カセット型エアコンの設置例です
天井カセット型エアコンの注意点ですがエアコン本体の新設・移設の際に、壁掛け型エアコンに比べる工事費が高くなる傾向にあります。
リフォームの際に見落としがちではありますが工事において予想よりも費用がかかるという声が多い部分なのでリフォームの際は取り扱いにご注意です。
▲そしてこちらはディスポーザーの設置イメージです。
ディスポーザーとはキッチンの排水溝に取り付ける機器のことです。
その仕組みは生ごみを排水溝から投入し、細かく粉砕された生ゴミは水とともに排出されます。
その後に排水処理槽で浄化処理をしてから生ごみを取り除いた水が排水される仕組みになっています。
近年では、浄化処理機能が付いていないディスポーザーは設置不可となっています。生ごみがそのまま下水に流れる事は無いのでご安心ください。
タワーマンションでは、このディスポーザーをマンション全体で取り入れている物件が多く見られます。
ディスポーザーを使用することで生ごみが排水溝にたまらないため、悪臭が少なくなる・ゴミを減らせるといったメリットがありますよ。
また、ディスポーザーを使用する上での注意点ですが
・電気代と水道代があがる
・何でも粉砕できるわけではない
(肉や魚の骨、卵の殻、たけのこやとうもろこしの皮、パイナップルの芯はNG)
と言った点が挙げられます。
上記の点を考慮して、ディスポーザーは必要ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、タワーマンションではディスポーザーの撤去を禁止しているマンションも中にはあります。
撤去を希望する場合は、マンションの管理規約と管理会社の確認が必要となります。
また、撤去可の場合でもマンションの管理費の中にはディスポーザー浄化槽の点検費用も含まれていることがありますよ。
さらに、キッチンリフォームをする時にも注意点があります。
キッチンメーカーの機種の中には、ディスポーザー対応不可のものもあります。キッチンリフォームの際にはディスポーザー対応かどうかを必ず確認しましょう。
騒音トラブルが起きやすい
多くのタワーマンションでは築20年以上の物件がまだまだ少なく、リフォーム工事の実施が珍しい状況です。
その為にタワマン居住者が工事の騒音に慣れていないことが多く、工事騒音でのクレームが起きる可能性が高い傾向にあります。
このことはタワーマンションだけでなく、築浅のマンションでも多く確認されています。
築年数を重ねるほどにマンション内でリフォーム件数が多くなり、こうした工事の騒音にも寛容になっていく傾向が見られますよ。
騒音トラブルが発生した際には、音のでる工事作業時間の短縮などご近隣の方に配慮したスケジュールで工事を進める場合もあります。
近隣の方でお知り合いの方がいる場合などは、お客様自身で工事のお声掛けを行うなど、コミニケーションを取ることで騒音トラブルを防げることもありますよ。
実は多い!?タワマンリフォームを避けるリフォーム会社
上記で紹介した特徴に加え「共用部の養生ルールが厳しい」「工事資材の搬入・搬出が手間取る」など工事業者にとって負担となる要素が多いタワマンリフォーム。
その為、リフォーム会社の中にはタワマンリフォームを断る業者も存在します。
そのことからも、タワマンリフォームを検討する際は実績が豊富なリフォーム会社を検討することをおすすめします。
タワマンリフォームにおけるトラブル防止や工事の円滑さは工事実績に拠るところも大きいので、業者選びの際には「工事実績」の視点にも注目してくださいね。
きがえる水工房の工事実績マンションをご紹介
きがえる水工房の母体は関西・関東を中心に40年以上、マンションリフォーム事業を行っている株式会社サンリフォームです。
これまでに80,000件以上のリフォーム実績があり、タワマンリフォームの実績も多数あります。
数々のタワマンリフォームを経験することで、共用部の養生や工事資材の搬入搬出といったタワマンリフォーム独自のルールに対してもノウハウを蓄積してきました。
タワマンリフォームでは経験を積むほどに工事がスムーズになると実感しています。それほど実績が重要になるとお伝えしたい次第です。
そこで今回はきがえる水工房の工事実績があるマンションをご紹介します。(大阪市内エリア)
タワマンリフォームをご検討の際は是非ご参考にしてください。
きがえる水工房・工事実績のあるタワーマンションリスト【大阪市内】
グランドメゾン大手前タワー
[大阪市中央区大手通1丁目]
シティータワー大阪
[大阪市中央区瓦町1丁目]
ビオール大阪大手前タワー
[大阪市中央区糸屋町1丁目]
グランドメゾン京町堀タワー
[大阪市西区京町堀2丁目]
大阪ひびきの街・サンクタスタワー
[大阪市西区新町1丁目]
クロスタワー大阪ベイ
[大阪市港区弁天1丁目]
ベルパークシティ
[大阪市都島区友渕町1丁目]
オークプリオタワー
[大阪市港区 弁天1丁目]
リバーガーデンECOシティアリスの森
[大阪市此花区島屋6丁目]
ルナタワー・ハリウッドプレイス
[大阪市此花区島屋6丁目]
阿波座タワーズフラッグ46
[大阪市西区江之子島2丁目]
ザ・サンクタスタワー
[大阪市西区新町1丁目]
エルザグレース堀江タワー
[大阪市西区南堀江1丁目]
シティタワー堀江
[大阪市西区北堀江1丁目]
グランドメゾン上町一丁目タワー
[大阪市中央区上町1丁目]
タワーザ上町台
[大阪市中央区上本町西5丁目]
ロイヤルタワー大阪谷町
[大阪市中央区谷町4丁目]
アップルタワー大阪谷町
[大阪市中央区農人橋1丁目]
淀屋橋アップルタワーレジデンス
[大阪市中央区伏見町3丁目]
カデンツァ・ザ・タワー
[大阪市鶴見区鶴見3丁目]
ウォータータワープラザ
[大阪市都島区中野町5丁目]
シティタワー大阪福島
[大阪市福島区鷺洲3丁目]
ザ・タワー大阪
[大阪市福島区福島1丁目]
クレヴィアタワー中之島
[大阪市福島区福島3丁目]
大阪福島タワー
[大阪市福島区福島4丁目]
ベリスタタワー福島
[大阪市福島区福島4丁目]
ローレルタワーサンクタス梅田
[大阪市北区大淀南2丁目]
グランスイート中之島タワー
[大阪市北区中之島3丁目]
ザ・パークハウス中之島タワー
[大阪市北区中之島6丁目]
ジオタワー天六
[大阪市北区天神橋7丁目]
ロジュマンタワー大阪天満橋
[大阪市北区天満2丁目]
OAPレジデンスタワー
[大阪市北区天満橋1丁目]
シティタワー大阪天満
[大阪市北区樋之口町1丁目]
紹介しきれなかった上記エリア外のマンションについてはお気軽にお問い合わせくださいね。
タワーマンションについてはその多くが築年数が浅くリフォーム実績自体が少ない状況です。
それゆえに一般的なマンションリフォームとの違いがまだまだ認識されておらず、お客様はもちろん工事業者でさえもタワマンリフォームにおいて手間取る声が多く聞かれます。
一見ネガティブな印象もありますが、その多くは対処方法次第で解決できる問題ばかりです。タワマンリフォーム自体に消極的になる必要はありませんよ。
そろそろタワマンリフォーム計画を進めようかとお悩みでしたら、お気軽にきがえる水工房にお声がけくださいね。
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