<補助金を活用してリフォーム>住宅省エネ2025キャンペーン《マンション》

今年も『住宅省エネ2025キャンペーン』の実施が決定しました。
このキャンペーンは以下の4つの補助事業で構成されています。
1. 子育てエコホーム支援事業
2. 先進的窓リノベ2025事業
3. 給湯省エネ2025事業
4. 既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業
ここでは、②先進的窓リノベ2025事業と③給湯省エネ2025事業について詳しくご紹介します。
交付申請は、すべての工事が完了したうえで2025年12月31日までに済ませる必要があります。各補助事業には国が定めた予算がありますので、該当するリフォームを検討している場合は早めの計画をお勧めします。
INDEX
※①子育てグリーン住宅支援事業 についてはこちらの記事をご覧ください
『先進的窓リノベ2025事業』について
上限:200万円
先進的な断熱性能の窓に交換するリフォームに対して、補助金が出ます。
どんなリフォーム工事が対象?
・ガラス交換
・内窓設置
・外窓交換(カバー工法/はつり工法)
・ドア交換(カバー工法/はつり工法)
上記工事を行って補助金額が5万円以上の場合は対象となります。
●工事の内容や、使用する商品の性能とサイズによって補助額は異なります。
●ドア交換は、窓の工事と同じ契約内で、断熱性能の高いドアに改修する場合にのみ対象です。ただし、マンションの玄関ドアは設置状況により対象外となる場合があります。

■内窓設置の場合の施工イメージ
既存の窓の内側に新しい窓を設置する、または既存の内窓を新しい内窓に交換する工事のことです。窓を二重にすることで、既存の外窓と内窓の間に新しい空気層が作られ、外気と室内の間をしっかりと遮断できます。そのため、外気温の影響を受けにくくなり、省エネ性能を向上させることができます。
『子育てグリーン住宅支援事業』との違いとは?
この事業で対象となっている商品は、「子育てグリーン住宅支援事業」でも対象となっていますが、「先進的窓リノベ2025事業」は先進的な窓の断熱改修に特化しています。そのため、「子育てグリーン住宅支援事業」で対象となっている商品よりも性能が高く、補助額も多くなります。
なお、2つの事業で同じ工事箇所の申請はできませんが、併用して申請することはできます。
詳しくは次の項目でご説明いたします。
『子育てグリーン住宅支援事業』と『先進的窓リノベ2025事業』を一緒に使う場合
『子育てグリーン住宅支援事業』と『先進的窓リノベ2025事業』を併用する場合、各事業で補助額が5万円以上の工事を行う必要があります。
昨年は、両事業を併用する場合に『子育てエコホーム支援事業』の補助額の下限が5万円から2万円に緩和されましたが、今年は廃止となりました。
例①内窓リフォーム

参考:リフォーム費用(商品代+工事費)37.8万円
例②内窓+浴室リフォーム

例③内窓+キッチンリフォーム

『給湯省エネ2025事業』に関して
上限20万円
省エネ性能の高い高効率給湯器へのリフォームに対して、補助金が出ます。
どんなリフォーム工事が対象?
・エネファーム
・ハイブリッド給湯器
・エコキュート
子育てグリーン住宅支援事業との違いは?

給湯省エネ事業は、高効率給湯器の中でも特に省エネ効果が高い3つの製品に特化しています。そのため、子育てグリーン住宅支援事業で対象となっている商品よりも求められる性能が高いです。また、補助額も多くなります。
『子育てエコホーム支援事業』と『給湯省エネ2025事業』を一緒に使う場合
先進的窓リノベ2025事業と同様に、2つの事業で同じ工事箇所に対する申請を行うことはできませんが、併用して申請することはできます。その場合、各事業で補助額が5万円以上の工事を行う必要があります。
昨年は両事業を併用する場合、「子育てエコホーム支援事業」の補助額の下限が5万円から2万円に緩和されましたが、今年は廃止となりました。
申請はどうやってするの?

補助金の申請は私たち工事業者が行います。
お客様が検討されているリフォーム工事は対象となるのか、対象商品や補助金額の確認も行います。
補足&まとめ
<もしリフォームを考えているのであれば…>
すべての支援事業は、国が定めた予算上限に達した時点で、期限を待たずに受付が終了します。現時点で窓まわりや水まわり機器、給湯器の交換を検討している場合は、早めにリフォーム会社に工事を依頼し、補助金を利用したい旨を伝えることをおすすめします。また、これまで窓まわりや給湯器交換を考えていなかった方も、これを機に検討してみてはいかがでしょうか?
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