トイレをおしゃれで快適な空間に、インテリアや内装にもこだわってみよう!
トイレはリビングやその他のお部屋と違って、空間が小さいため取り入れにくい色や柄などにも挑戦しやすい場所となっています。しかし、ただオシャレにすれば良いというわけでもありません。トイレ特有の臭いや汚れの問題をクリアにしつつ、空間を素敵にコーディネートするコツをお教えいたします。
1.床材や壁材は汚れにくさなどの機能面にも注目する
床材
尿の飛び散りなどから掃除をすることが多いトイレの床は、水やアンモニア、洗剤に強いものを選ぶと良いでしょう。
【クッションフロア】
トイレの床材として使用される代表的なものとして「クッションフロア」があります。
色や柄が豊富であること、水やアンモニアに強く、お手入れもしやすいなど・・・。トイレ空間をコーディネートする際も上記のような理由から選択される方が多くなっています。
【フロアタイル】
クッションフロア同様、水まわりによく使用されるフロアタイル。塩ビ素材をタイル状に加工した床材です。クッションフロアよりも耐久性に優れていて、土足対応ということもあり傷が付きにくくなっています。また、木目や石目といった柄の凹凸を再現しているリアルな素材感も特徴です。
【タイル】
他の素材よりもコストや施工費が高くなってしまいますが、オリジナル性のある空間にしたいならタイルもおすすめ。種類も豊富で柄によっては高級感のあるものや、デザイン性にも優れているため、他とは違うトイレに仕上がりますよ。
壁紙
トイレの壁紙は臭いや汚れが付着しやすいため、「消臭」「抗菌」「防汚」「防カビ」などの機能を付加した「機能性壁紙」がおすすめです。
機能性壁紙と言っても様々なものがあり、施工する場所によって使い分けるのが良いでしょう。またその際クロスの表面に凹凸がない方が、汚れが拭き取りやすいためお手入れ面においても便利でおすすめです。
ただ注意しておくべき点として、機能性壁紙はデザインの種類はあまり多くありません。
そういった際は、一部をアクセントクロス、それ以外を機能性壁紙といった形で使い分けると空間がオシャレにまとまりますよ。
また、壁紙に限らずLIXIL「エコカラット」のような吸湿性タイルを壁の一部に施工するというのも、機能性とデザイン性に優れた空間に仕上がるためおすすめです。
2.おしゃれで使いやすいトイレの小物選び
紙巻き器やタオル掛けなどのトイレ小物は、国産品のほか海外製品も多く、素材やデザインのバリエーションが豊富です。
最近ではお客様が直接DIYショップやネット販売などでも手軽に購入できるため、自分の好みの物を取り入れることが可能となっています。メーカーのものでは物足りないという方は自分お気に入りの品を探してみると良いでしょう。
紙巻き器
毎日使う紙巻き器は機能性も重視しましょう。ペーパーカットや紙の交換がしやすいものを選ぶのがポイント。どちらも片手でできるものなら、高齢者や子どもでも使いやすいためおすすめです。
2連タイプの紙巻き器は、1つを予備としてストックできるため、トイレにペーパーの収納場所を確保できない場合も便利。棚付きの紙巻き器ならスマートフォンを置いたり、ちょっとした小物を飾ることも可能です。
耐荷重のあるTOTO「立座ラク棚付」なら、立ち上がる時に手を置けて支えやすいため高齢者やお子さまがいるお家でも安心です。
また2連タイプの特徴として、大人と子どもそれぞれ手の届きやすい位置を選んで紙を使用できる、というのも魅力の一つです。
タオル掛け
タオル掛けも素材は様々ですが、空間をスタイリッシュに見せたいならメタル系。形にも選択肢が多いのが特徴です。触ったあとの指紋が気になるという方には、目立ちにくいマットタイプもあります。
3.デザインに統一感を持たせよう
トイレの室内全体をリフォームをするとなった時、まずはインテリアスタイルを決めましょう。そこにあった色や柄、素材を使うと統一感が生まれバランスよくまとまった空間になりますよ。
シンプル
内装を真っ白にして清潔感のあるトイレ空間に。小物はメタル系で統一しています。
ナチュラル
自然の優しさや爽やかさを感じさせるインテリアや、白やナチュラル色をベースにし、落ち着ける雰囲気に。
ホテルライク
スタイリッシュで洗練された暮らしをイメージしたインテリアや、モノトーンをベースに、生活感を抑えた空間に。
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